そもそもなぜ多くの人が、家を買うべきか迷うのかを考えてみたいと思います。
大体の人が家を買うキッカケとしてあげるのが、結婚や出産などの転機や、今の賃貸が手狭になってきたとか、賃料がもったいなく感じるようになってきたとか、様々なタイミングがあります。
ただ家を買うということは、賃貸を借りるのと違い、人生で一番高いといわれる買い物をすることです。
大きな決断や変化というのはストレスを伴う行為で、今のコンフォートゾーンと呼ばれる心地よい状態から抜け出すことにエネルギーが必要になる行為です。
また大きな買い物だからこそ、失敗した時のことを考えてしまうと、尻込みしたり、迷ったりするのではないでしょうか。
他にも、日常品を買うのとは違い、家に対しては特別な感情を抱く方も多く、理性と感情がからむ難しい買い物であることも、話をややこしくしているところはあるのかもしれませんね。
さらに、これからの先行き不透明感を感じているのかもしれません。
いずれにせよ、家を買うというのは色んな感情が絡む難しい買い物だと思います。
実際に私のもとには、たくさんの顧客の家探しのお手伝いをするなかで、直前で不安になって相談される方もいらっしゃいます。
結婚直前期に憂鬱な気分になる「マリッジブルー」に似てますと表現をされたお客様もいらっしゃいました。
だからこそ、家を買おうか迷った時には、不安や迷いに対して自分なりの答えを持っておく必要があるのではないかと考えています。