関東と関西の初期費用の違いがあるって知ってた?

関東と関西の初期費用の違いがあるって知ってた?
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こんにちは! 西東京市 ひばりヶ丘 リノベ不動産です!

賃貸住宅を借りるときに、必ずかかるお金が初期費用です。
敷金や礼金、仲介手数料や日割りの家賃まで取られることもあり、とても大きな出費になることが多いです。

関東と関西でも違う初期費用

まず、関東と関西でかかる初期費用は大きく変わってきます。
関東では敷金が家賃の2か月分なのに対し、関西では「保証金」という名目で家賃の4~7ヶ月分とられることもあります。
ちなみに、敷金と保証金は呼び方が違いますが、中身はほぼ同じです。
礼金も、関東では家賃の2か月分ですが、関西では敷引として家賃の2~4か月分を支払うことが多いです。
敷引とは、保証金の中から、退去時に返ってこないお金のことを指します。。
関東でいう、礼金のようなものという認識をするとわかりやすいかもしれません。

これから、関東から関西、関西から関東への引越しをされるかたは、こういった違いを知っておくといいかもしれません。

そもそも初期費用とは

初期費用、といっても敷金や礼金などがあります。
まず敷金とは、家賃の滞納や部屋の修繕などに当てるお金のことをいいます。
敷金は大家さんに一旦預けるお金、といった形で、退去時の修繕費などに使われなかったお金は戻ってくることになります。
ですが、初期費用として払った敷金が全て返ってくることは基本ないので注意が必要です。

また、関西地方では敷引というものもよく見られます。
敷引とは、契約終了時に敷金の中から一定の額は返還されない、といった契約のことをいいます。
例えば、敷金として30万円払い、敷引を10万円とした場合、残りの20万円の中から部屋の修繕費などに当てられます。
なので、借主に返ってくるお金は、20万の中から修繕費を差し引いた金額ということになってきます。
敷金は、関東地方でいわれる予呼び方で、関西地方では保証金となっていることが多いですが、中身はほぼ同じといえます。

次に礼金です。
礼金とはその文字の通り、お礼のお金といった意味があります。
礼金とは、戦後の東京で住む場所がなくなった人たちがお礼として大家さんに払ったのが始まりと言われています。
しかし、その習慣がなぜ今でも残っているのでしょうか。
それは、大家さんが不動産会社に対しての紹介料を礼金から充てている、という理由が大きいといわれています。

例えば礼金が賃料の2ヶ月分だとしたら、大家さんから不動産会社には1か月分の紹介料を支払っていることが多いといわれています。
最近では、敷金礼金0といった物件もよく見られます。
敷金礼金0とは、その名の通り、敷金と礼金が0円である物件のことを指します。
とても得なように聞こえますが、少し注意が必要です。
まず、実質0円では入居できないケースも多いといわれています。
入会金や会費といった名目で、入居時に費用がかかることも多いです。
そして敷金から充てられる清掃費用や修繕費用を、別途徴収されることも多いです。

しかし、全てがそういった物件であるとはいえないので、入居時の契約書などをしっかりと読むといいでしょう。

引越し費用

また、初期費用として忘れられがちなのが引越し費用です。
引越しをする際の荷物の量や、引越しをする距離などによって費用は大きく違ってきます。
時期によっても費用が変わってくることがあるので注意が必要です。
特に引越しが多いといわれている3月や4月は、繁忙期といわれ引越し業者も忙しい時期です。
そのため、費用が割高に設定されている場合が多いので注意が必要です。

ですが、引越しの時期はこちらの自由に決められるものでもなく、繁忙期を避けることは難しいかもしれません。
なるべく荷物を減らしたり、自分で運べるものは運んでしまうことで、少しでも費用が抑えられると思います。

初期費用とは大きな金額を支払うことが多く、引越しを考える人にはとても大きな負担がかかります。
初期費用がどういったものかをしっかり理解して、契約時にも確認を忘れずにすることが大切かもしれません。

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