UR賃貸住宅と一般賃貸の違い

UR賃貸住宅と一般賃貸の違い
その他

公団住宅って普通の賃貸住宅と何が違うのか疑問に思う人もいるのではないでしょうか。
公団住宅とは、日本住宅公団が建設して供給した住宅のことです。
日本住宅公団が建設した住宅には分譲型の一戸建て住宅もありますが、公団住宅や公団団地と言われるものは、主に集合住宅の方を指しています。
今は日本住宅公団から「都市再生機構」に名称が変わり、住宅の呼称も「UR賃貸住宅」や「都市機構賃貸住宅」などとなっています。
では、そのUR賃貸住宅とはどういうものなのでしょうか。

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UR賃貸住宅とは

独立行政法人都市再生機構が管理する賃貸住宅で、全国に約75万戸のUR賃貸住宅があります。
UR賃貸住宅の特徴は、設備や広さや環境を重視しており、間取りも一人暮らし向けからファミリータイプまでと幅広くあることです。
住宅の構造は鉄筋コンクリート造または鉄筋鉄骨コンクリート造の物件が多いようです。

UR賃貸住宅のメリット

礼金や仲介料が不要で初期費用が抑えられます。また更新料が不要なので長く住めば住むほどメリットを感じるでしょう。
入居の際の保証人が不要なので、保証人になってくれる人が見つからずに困っていた人でも借りることが出来ます。
一般の賃貸では1ヶ月から2ヶ月の退去予告が多いですが、UR賃貸住宅は14日間となっており比較的早く退去も出来るようです。
新築住宅や高齢者向けの優良賃貸住宅などの一部は抽選になっているので希望物件が抽選になるかどうかは確認をしておきましょう。
退居時の原状回復負担区分が明確な点もメリットの一つです。

デザイン企画住宅

昔ながらの団地をイメージする人もいると思いますが、UR賃貸住宅にはさまざまな物件があります。
デザイン企画住宅などはリノベーションで見違える程におしゃれに生まれ変わっています。
中には女子大学の学生による設計コンペが行われ、若い女性ならではのリノベーションが行われたUR住宅もあります。
また、URのDIY対象団地もあり好きなだけDIYを楽しめる物件もあります。
こだわりのDIYで自分だけのお城を作ることが出来ます。

UR賃貸住宅の注意点

このように沢山のメリットがあるUR賃貸住宅ですから、人気が高くなかなか入居できない場合が多いのです。
敷金は一般的な賃貸住宅より高めで家賃の3ヶ月分です。ただし退去時にある程度返還されるものなのでデメリットとは言えないでしょう。
UR賃貸住宅は保証人がいらないという利点がありますが、その代わりに収入制限があり、ある一定以上の収入または貯蓄が必要です。
仲介不動産会社でも紹介出来る所もあるようです。仲介不動産会社でも仲介手数料は掛かりませんので、UR以外のお部屋と一緒に検討してみてはいかがでしょう。

施工事例