初めてアパートを借りて住む方には、審査と聞くと何を審査するのかと驚く方もいらっしゃるかもしれません。
アパートへの入居申込みをしたあとに行われるのが入居審査です。
法律で規定されているものではありませんが、入居後の問題をなるべく未然に防ぐため今ではほとんどの大家さんが行うようになりました。
審査そのものは不動産業者が行って、大家さんが最終段階で決定するという場合もあります。
審査ではまず、名前、住所、勤務先などに間違いがないかを見て実際に確認します。
そして毎月の家賃が支払えるような継続的な収入があるかどうかです。
入居審査での職業は定められているわけではありませんが、安定した収入というのを重要視とする事が多いです。
毎月滞らずにきちんと家賃を支払えるということをしっかり伝えることも大事です。
次は審査の要とも言える連帯保証人を立てられるかです。
入居申込み者との関係は特に重要で、親、兄弟、祖父母の順でより本人と関係が近い方が良いと言われております。
連帯保証人には基本的に、入居申込み者と同レベル以上の収入があり何かあったとき保証する能力があるかを求められます。
ですので、大家さんによっては祖父母は連帯保証人として認めない場合もあります。
友人、知人にいたっては金銭貸借の保証人にはなることができても、賃貸の保証人として認められるのは難しいと考えましょう。
信頼できる連帯保証人を立てることが、入居審査を通りやすくするひとつの方法です。
入居審査は、アパートという集合住宅において問題なく住んでいけるかどうかを入居申込み者の見た目や雰囲気からも判断します。
最近では少なくなりましたが、大家さんと面談する機会を設け実際に入居希望者とお話する事もあるようです。
逆を言えば、何かのマイナス要素が有る場合でも「この人なら大丈夫」と思ってもらえるチャンスでもあるのです。
面談と聞いて就職活動じゃないでしょと思われますが、直接大家さんと接する機会も少ないのが最近の賃貸事情なので良い機会と言えます。
お互いに相手を知ることで、安心して住めるのでは無いでしょうか。
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審査は通常当日から1週間程度で結果が出ます。
予め入居希望の日程や契約などで足を運べる日程が分かるとよりスムーズです。
無事に入居審査が通れば次は契約が行われます。
契約後に忘れがちなのが、電気やガスなどのライフラインの連絡です。
お引っ越し当日にお湯が使えないなどの事が無いように事前に連絡を入れておくと安心です。