賃貸物件の選び方・探し方のコツ

賃貸物件の選び方・探し方のコツ
その他

賃貸物件を探して気に入ったから契約したのはいいけれど、入居後に後悔してしまったという話を聞くことがあります。
いったいどういう選び方をして、のちにどんな点を後悔したりすることが多いのでしょう。

【よくある失敗とそうならないための選び方】

●部屋を見たときはキッチンが使いやすそうと思ったのに、実際使ってみたら不便だった
これは一人暮らし向けでもファミリー向けでも聞く話です。
一般的に1Rの賃貸物件はキッチンスペースが狭くなっていることが多いので、自炊をするつもりの方は特に要チェックポイントになります。
家具がない状態で見たときと荷物を入れたあとでは、思っていたのと全然違うということがおこったりします。
内見のとき、どこにどの程度のものを置くのかイメージしてみるといいでしょう。
ファミリー向けの賃貸物件であればキッチンスペースは確保されていますが、置くものも多くなるのでしっかり見極めましょう。


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●まわりの音が気になる

こういった騒音トラブルは賃貸に限らず一戸建てでもおきたりして、たまにニュースになることがあります。
もしも隣の部屋の音が聞こえるような場合であれば、自分の音も聞こえていると思っていいでしょう。
いくら内装がきれいだったり立地が気に入ったりということでも、住み始めて生活音が気になるようではいい物件とはいえません。
もしも隣の部屋の音が聞こえるような場合であれば、自分の音も聞こえていると思っていいでしょう。
お子さんがいる家庭であればよけいに気をつかって暮らすことになってしまい、精神的にも疲れてしまいます。
音に関する問題の原因として第一に考えられるのは、壁が薄いことです。
賃貸物件を見てまわるときは、外観や部屋の造りなどをチェックするだけではなく部屋の壁を叩いてみたり、不動産会社に壁の厚さを確認したりすることをおすすめします。
また近くに商店街や学校があったりすると、車の音や人の声などが思った以上に外から聞こえてくる可能性があることも覚えておきましょう。
賃貸物件の構造としては、木造→軽量鉄骨→鉄筋コンクリートというように防音性能がよくなりますの
で、この点もチェックです。


●想像していたよりも帰り道が暗い

賃貸物件を見に行くときの時間帯は日中だったりすることが多いものです。
明るいうちに周辺環境を確認して大丈夫だと思っても、自分が帰宅する時間帯になったらどうなるでしょうか。
特に女性であれば、通勤通学で使うルート以外にも建物の周辺はしっかり確認しておきたいものです。
もしかすると日中は気にならなかった事も、暗くなると危険だと感じるような場所があるかもしれません。
いいなと思った物件があったときは賃貸契約を交わす前に、周辺が明るい時間帯だけではなく違う時間帯にも1度見に行ってみるといいでしょう。

【ありがちな細かい箇所のチェックミス】

ここまでで挙げた3つのよくある失敗以外にも、チェックミスで後悔するようなことがいろいろとあります。
細かい部分にはなりますが以下のような点です。
?扉や窓の開閉に問題はないか
?床にきしみはないか
?シャワーの水圧が弱くないか
?気になるような臭いはないか(排水溝やカビなど)
?駐輪場やゴミ捨て場などの共用部分が汚れていないか
?浴室に換気扇があるか

いくつかざっと挙げてみましたが、このようなことは住んでみてから気がついたりするものです。
賃貸物件を内見するときには、しつこいぐらい念入りに細かいところまで確認しておくにこしたことはありません。
これまでに何度か引越しをしてきた方であれば、自分の経験をもとに絶対に外せないチェックポイントをまとめておくのもいいでしょう。
ファミリー向けの賃貸を探している場合は、家族それぞれ希望が違うことも考えられます。
そんなときは家族で相談して、これだけは譲れないという絶対条件をしっかり決めておくことが大切です。

当たり前のことですが賃貸物件を借りるときにはお金がかかります。
入居して気に入らなかったからといって、またすぐに引越すということはできるものではありません。
だからこそ間違えた選び方をしてしまうと、のちのち自分がストレスを抱えて生活するはめになってしまいます。
すべてが完璧な賃貸物件を見つけることは難しいでしょうが、よりよい生活をおくるためにも失敗しない選び方を覚えておきましょう。

施工事例